四代 勘兵衛

(1750年(寛延3)~1839年(天保10))

4代 大樋長左衛門

三代長左衛門の三男として生まれ、家業を受け継いでいる。
歴代の中でも屈指の名工と称される。
伝統的な大樋焼飴釉作品のほか黒飴、白釉薬を用いた楽焼などの技法を研究して
新たな大樋焼の作風を生み出しており、茶陶のほか彫塑的な置物類にも秀でた作品を残している。
1816年66歳のときに退隠して土庵と号している。

陶印は丸印/角印「大樋」 草書印「樋長」 など