長澤氏春

長澤氏春(ながさわ うじはる、1912年(大正元年)~2003年(平成15))
京都市出身。

京都御所の庭を任される庭師の家に生まれる。
幼少の頃に遠戚の能面師橘清吾に弟子入りして面打技法を学び、また独立後は独自の古面研究を通して
優れた能面を次々に生み出し、特に女面を得意としてその表情や彩色は当代随一と高く評される。
1979年に国指定重要無形文化財(人間国宝)保持者の認定を受け、
以降も現代能面師の代表的作家として活躍。

刻印は「氏春之印」 「長澤氏春」 など