六代 左入

六代 左入(さにゅう、1685年(貞亨2)~1739年(元文4))

大和屋嘉兵衛の次男。本名は惣吉(幼名)のち吉左衛門、嘉顕

5代宗入の婿養子として楽家を継承、襲名した。
長次郎・ノンコウなど歴代先人の写しのほか本阿弥光悦の茶陶を研究し
独自の釉薬「左入釉」完成の糧とした。
また、如心斎宗左に茶を学び、茶人や俳人としても名を残す。

陶印は内枠いっぱいまで樂印が拡張されているのが特徴。