五代 宗入

五代 宗入(そうにゅう、1664年(寛文4)~1716年(享保元))
雁金屋三右衛門の子。本名は平四郎、惣吉のち吉左衛門

5代 楽吉左衛門

幼少時に一入の養子となり陶技を継承。
元禄4年27歳の頃、5代吉左衛門を襲名する。
歴代楽家の中でも最も初代長次郎の作風に近く、よく研究した。
また独自の釉薬「カセ釉」を用いて、重厚な黒楽茶碗を得意とした。
そのほか宗入の赤楽茶碗は白みを帯びており特徴となる。

陶印は、印は楽印のほか字体の判別が困難な崩し「樂」印を使用。また無印の作品も多い。