糸園和三郎

糸園和三郎 (いとぞのわさぶろう、明治44年(1911)~平成13年(2001) 90才没)
中津市の呉服商の三男として生まれる。

父の勧めで16歳で上京し、川端画学校に入学。その後、前田写実研究所に入所し、前田寛治に師事。

戦中・戦後は疎開のために郷里中津ですごし、
創作活動の傍ら子どもたちに絵を教えたり、美術クラブ「アヒル会」や中津文化連盟で
絵の指導をしています。
1957年にはサンパウロ・ビエンナーレに出品、同年の第4回日本国際美術展で佳作賞受賞、
1968年には第8回現代日本美術展でK氏賞を受賞するなど評価は確固たるものとなってゆきます。

シュルレアリスムに影響を受けた独特の作風は難しくとらえられがちですが、
自分の内面と対話し描きあげられた世界は多くの人々を魅了しています。

鑑定人・鑑定機関

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