釜師 大西清右衛門

釜師 大西清右衛門(おおにし せいえもん(13代)、1866年(慶応2)~1943年(昭和18))
京都出身。本名は清三郎(幼名)のち清右衛門、諱は孝信

12代大西浄典の子として生まれた。
父が享年29歳という早世であった為、祖父の浄寿に学ぶ。
しかしその祖父も10歳の頃に没となり、その後見を玉村徳兵衛にされて家業を守る。
円能斎好や惺斎の好み物を多数制作、また、晩年には歴代の釜の鑑定の極め書も多く残す。