秋月等観

秋月等観(しゅうげつ とうかん、(室町時代))
薩摩国出身。

室町時代後期の画僧で生没年は不詳。
薩摩国島津氏に仕える高城家の出生であるが、周防国の雪舟についての下で出家、さらに画を学ぶ。
また、渡明歴があり、1492年に明より薩摩に帰国したと資料に残るがその他の詳細は不明。
門下には等碩など。

「花鳥図屏風」(サントリー美術館蔵)が重要美術品指定。

印名は「等観」 「秋月居士」 「秋居士」 「朴也」 「入唐秋月居本」 「日本薩陽釋氏等観」(「日本薩陽釈氏等観」)