鈴木松年

鈴木松年(すずき しょうねん、1848年(嘉永元年)~1918年(大正7))
京都出身。円山派。

父、百年に学び、絵画共進会などで活躍。
巴里博覧会などに出品し、国内外で評価される。

主に人物、花鳥画を得意とし、大胆かつ豪放な筆使いであるが、
高度な画技によって、それによる嫌味さをカバーしている。

その他、京都府画学校の講師を勤め、退職後松年塾を開くなど後進の指導にも尽力し、
当時の京都画壇の重鎮的存在であった。
門下には上村松園など。

印名は「世賢」 「鈴木世賢」 「百僊」(「百仙」) 「松年」 「松年僊史」(「松年仙史」)
「梥年」 「源僊」 「老龍館主」 「老龍館松年」 「天龍叟鈴木賢松年印」 「芭蕉雨梅花雪」
「東錦楼」 「一日席画千枚之一」 「楊柳風悟桐月」 「粟畏雨雙霜擢」
「菅公千年祭梅松千畫一鈴木世賢筆」 など