浮田克躬

(うきた かつみ、昭和5年(1930)~平成元年(1989) 59才没)
東京に生まれ、神奈川県茅ヶ崎で育つ。

小林萬吾に師事し、石膏デッサンの個人指導を受ける。
東京美術学校油画科に入学。安井曾太郎教室に在籍する。
1950年 美校卒業。新制作派協会第4回展に「集荷場」が初入選。
1954年 田崎廣助に師事する。
第16回一水会展、第13回日展入選(以後連続出品)。

北海道に取材し、横長の画面が際立つ”北の風景”シリーズを8年間続ける。
1967年には渡欧、ヨーロッパ8カ国を巡遊したのをきっかけに、以来フランス、北欧、そしてブラジルの風景を描き、自己の写実表現を確立する。

日展評議員、一水会常任委員、ブラジル芸術協会名誉会員、日伯美術連盟理事。

鑑定人・鑑定機関

浮田和枝
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