アビランド

リモージュ アビランド(LIMOGES HAVILAND)
フランス南西部パリから約400キロに位置するリモージュは、
ヨーロッパ有数の磁器の街として有名です。

18世紀頃、磁器の主原料カオリンの鉱脈がこの地で発見されて以来、
フランス王朝の華やかな宮廷生活を飾った磁器づくりの都となりました。

アビランド社はダヴィット・アヴィランドにより、1842年にリモージュ地方で創業しました。
1867年に開催されたパリ万国博覧会で金賞を受賞し、世界中にその優れたデザインと品質をアピールし、
リモージュを、フランスを代表する名窯としての地位を築いていました。

陶磁器の工場を創設以来、アビランドはテーブルウエアの世界で輝かしい歴史を刻んできました。
時代が変遷する中、多くのアーティストたちとコラボレーションを行い、
5万点に及ぶデザインを生み出し、165年以上もの間、世界の皇室や大統領などの公邸、
また世界のクラッシー家庭の食卓を飾っています。

1990年代にヨーロッパでも屈指の先進的工場が完成。
その芸術性に新たな息吹も吹き込まれ、ますますその魅力を増しています。