伊勢物語 江戸時代初期写 九段の三 「東下り 都鳥」 額装入り

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¥78,000 税込

商品コード: s-1715
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寸法 本紙:横30.3cm 縦22.2cm
額から見たサイズ:横30cm 縦21.7cm
額:横45.5cm 縦37.2cm 厚さ:2.7cm
付属品
商品説明 元は冊子本の1枚で伊勢物語九段の三「東下り 都鳥」のところです。

読みは
渡守、はや舟に乗れ、日も暮れぬ、といふに、乗りてわたらむとするに、皆人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥の嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水のうへに遊びつゝ魚をくふ。京には見えぬ鳥なれば、皆人見しらず。
渡守に問ひければ、これなむ都鳥といふをきゝて、名にし負はゞいざことゝはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと((都という)名前がついているのであれば、是非に尋ねてみたいものだ、我が思う人は、(無事に)いるかどうかと)題しらず 詠人しらず
北へ行く 雁ぞ鳴くなる つれてこし 数はたらでぞ 帰るべらなる

この歌は、ある人、男女もろともに人の国へまかりけり。男、まかり至りてすなはち身まかりにければ、女、ひとり京へ帰りける道に、帰る雁の鳴きけるを聞きて、よめるとなむいふ。

本紙、額装共良い状態です。

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