十體和歌 江戸中期 近衛内前他 筆者目録付

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¥358,000 税込

商品コード: s-1496
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作者 近衛 内前
(このえ うちさき、享保13年(1728年) - 天明5年(1785年))
江戸時代中期の公家、関白、太政大臣

広橋兼胤
(ひろはしかねたね)1715-1781 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。

正徳
(しょうとく) 5年11月18日生まれ。広橋兼頼の子。
元文3年参議兼左大弁。寛延2年権(ごんの)大納言,のち従一位,准大臣にすすむ。議奏,武家伝奏(てんそう)をつとめ,宝暦事件・明和事件などをしるした日記「八槐記」をのこす。
晩年勝胤と改名。

庭田 重熈
(にわた しげひろ、享保2年9月21日(1717年) - 寛政元年(1789年))
江戸時代の公家、公卿。羽林家の庭田家当主。官位は従一位、権大納言
平松時行 江戸中・後期の公卿。時春の男。正二位権中納言となる。
天明6年(1786)歿、73才

四条隆叙
(1730年 - 1801年)従一位 権大納言

日野 資枝
(ひの すけき、元文2年(1737年) - 享和元年(1801年))
江戸時代の公家。日野家36代当主。烏丸光栄の末子で日野資時の跡を継ぐ

滋野井公麗
しげのい きんかず
江戸後期の公卿。滋野井 実全の子。一字名は入。権大納言正二位に至る。
天明元年(1781)歿、49才。

冷泉為村
江戸後期の公卿・歌人。為久の子。正二位大納言・民部卿に至る。
冷泉家中興の歌人として、江戸時代の堂上歌壇に足跡を残す。また、小沢蘆庵・屋代弘賢・慈延・涌蓮など多数の門人を擁した。

花山院 長熙
(かざんいん ながひろ、享保21年(1736年) - 明和6年(1769年))
江戸時代中期の公卿。主に桃園天皇(116代)・後桜町天皇(117代)の二帝にわたり仕え、官位は正二位権大納言・右近衛大将まで昇る。

九條尚実
江戸後期の公卿。関白輔実の子。法名は堯巌(尭厳)。
初め随心院に入り、権僧正に任じられる。のち還俗し九条稙基の嗣となる。
関白・摂政を経て太政大臣・准三宮に至る。
天明7年(1787)歿、71才。
寸法 本紙:幅:横20.5 縦23.5
本:幅:縦28.5 横23 厚さ:3.5
付属品 箱 筆者目録
店主より一言 和歌十体です。
藤原定家の編と伝わる『定家十体』は、十の歌体(歌の様式)を掲げ、それぞれの例歌を挙げた書物です

それぞれの和歌です。
幽玄
わびぬれば今はた同じ難波なる身をつくしてもあはむとぞ思ふ
近衛内前書

長高
おもふことなどとふ人のなかるらむあふげば空に月ぞさやけき
広橋兼胤書

有心
此河の入江の松は老いにけりふるきみゆきのことや問はまし
庭田重熈書

事可然
すみわびて身をかくすべき山里にあまりくまなき夜半の月かな
平松時行書


ほのぼのと明石の浦の朝霧に島がくれ行く舟をしぞ思ふ
四條隆叙書


柴の戸に入日のかげはさしながら如何にしぐるる山辺なるらむ
日野資枝書

面白
やまざとにうき世いとはむ友もがなくやしくすぎし昔かたらむ
滋野井公麗書


ちらすなよしののは草のかりにても露かかるべき袖の上かは
冷泉為村書

有一節
立ちかへり又も来てみむ松島やをじまのとまや波にあらすな
花山院長熈書

拉鬼
ぬれてほす玉ぐしのはの露霜にあまてるひかり幾代へぬらむ
九條尚實書

装丁は錦を裏表に使用して料紙は絹本に金泥を引いて製作した豪華な料紙で良い状態です。

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