伊勢春慶茶入 銘「軒端」 狩野探幽箱書 前田香雪極め 山崎朝雲旧蔵 鉄刀木挽家 巣入り牙蓋 仕覆2 他箱書き有
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¥788,000 税込
商品コード: c-5183
作者 | 伊勢春慶 瀬戸茶入の手分けの一。後窯。 伊勢と尾張との国境にあった伊勢窯で焼いたところからこの名がある。 春慶作ではないが、形や格好が春慶に似ていることから「伊勢手春慶」ともいう。 堅い白色の土に濃柿色釉が掛り、その上に黒釉に黄飴釉が交じって掛り、飛釉が多い。 底は丸糸切。一筋なだれのあるものは千種手と称する |
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寸法 | 茶入:口径:3.5cm 胴径:6.8cm 高さ:7.8cm 上蓋ツマミ含む:8.7cm 筒:径:8.2cm 高さ:12.7cm |
付属品 | 巣入り牙蓋 御物袋 鉄刀木挽家 挽家仕覆 内箱 前田香雪極め 仕服箱 仕服2 江戸和久田金襴 紺色どんす 外箱 展観札 |
極め | 前田香雪 まえだ-こうせつ 1841-1916 明治時代の小説家,美術鑑定家。 天保(てんぽう)12年1月7日生まれ。 父前田夏蔭(なつかげ)のあとをうけて慶応元年「蝦夷(えぞ)志料」を完成させた。 わが国の新聞小説の草分けとされる「東京絵入新聞」連載の「金之助の話説」の作者のひとりとされる。 書画鑑識にすぐれ,竜池会(のちの日本美術協会),東京彫工会,日本漆工会などの創設につくす。 大正5年12月12日死去。76歳。江戸出身。名は夏繁。通称は健次郎。 |
商品説明 | 伊勢春慶茶入で銘「軒端」狩野探幽箱書で前田香雪極めております。 山崎朝雲旧蔵の展観の紙が付属しております。 伊勢春慶の茶入れです。春慶作ではないが、形や格好が春慶に似ていることから命名されております。 肩衝きで柿釉が施された上から黒い正面の釉薬が絶妙に雪崩れております。 底は丸糸切で白色の土が縁に見えております。 口に修理跡と胴に2本のニュウがございます。 牙蓋は江戸時代の品で良い艶が出ております。 鉄刀木の挽家は古い時代の作で挽家の仕覆も上等です。 明治時代に製作された仕覆は古い時代の名物裂で製作されております。 外箱の書付は残念ながら不明です。 |