不昧公好 冨つ貴茶器 鉄刀木松風蒔絵 三世 古描斎(作) 共箱
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¥158,000 税込
商品コード: c-5094
作者 | 三世 古描斎 吉田宗信 京都の蒔絵師 |
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寸法 | 口径:6.3cm 胴径:6.4cm 上蓋の径:6.7cm 高さ:7cm |
付属品 | 共箱 仕覆 |
商品説明 | 非常に重たく硬く鉄の刀のようだ、ということから鉄刀木と呼ばれ、紫檀・黒檀と並び称されるタガヤサンを使用して製作した不昧公好みの棗です。 蓋は薬器蓋で甲に「松風」蓋裏に「すむ人も とふ人も いとかたおかの 山松風と 誰かきくらむ」と金文字で描かれております。 この句は、西行法師の「山家集」に収められている歌の一節であり、自然の静寂を強く印象付ける、美しい句です。 住む人も とふ人も:住む人も、訪れる人も少ない。 いとかたおかの:山中の静かな場所、特に山を指す言葉。 山松風と:山を吹き渡る風の音、松の木が風で揺れる音。 誰かきくらむ:その静寂を誰が聞き取るのだろうか、あるいは、その静寂の中にいる人が、その静寂をどう感じ、どう聴いているのだろうか。 外側は木地仕上げで、内側は蓋裏を除き真塗で仕上げられております。 |