エミール・ガレ エナメル エビネ蘭文 エナメル彩 花器 1895年頃
この商品を直接ご覧になりたい場合は必ずご来店前に銀座店にお電話かお問い合わせフォームにてご予約の上、ご来店頂きますようお願いいたします。
¥598,000 税込
商品コード: t-1453
関連カテゴリ
作者 | Emille Galle エミール・ガレ(1846 - 1904年) 1846年ロレーヌ・ナンシーに生まれる。 哲学、植物学、絵画、硝子工芸を学んだ後、ナンシーに自身の工房を開く。 パリの装飾美術中央連盟展に出品して大成功を収め、1889年のパリ万国博では 金メダルとグランプリを受賞。アールヌーヴォーを代表するガラス芸術家。 |
---|---|
寸法 | 口径:5.3cm 胴径:4.6cm 底の径:8.2cm 高さ:20.3cm |
付属品 | 布箱 |
商品説明 | エナメル彩によって蘭の花を色鮮やかに描いた、第一工房期の美しい花器。 ガレは植物学者でもあり、特に蘭の研究に情熱を注いでいました。 薄緑色の透明ガラスにサリッシュールという技法を用いて斑模様を表現、土台となるガラスの上に別のガラスを溶着する技法「アプリカシオン」を用いて蕾の部分を立体的に浮かび上がらせています。 やわらかなつくりの口や台座、分厚く盛り上がった上質のエナメル彩、背景には葉やレセダ(穂状に咲く花)をエッチングで細かく描き、金彩を施して奥行きをだすなど、見事な技巧を駆使しています。 日本趣味の影響が感じられる作品です。 底部には1900年頃に見られる特徴的なサインが陰刻されています。 |