香箱 松波保真(作) 乾漆 黒十六陵花文 田所芳哉箱書

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¥458,000 税込

商品コード: m-1323
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作者 松波保真(1882 - 1954)
六角紫水/磯矢完山氏に師事し 定規と引き箆を用いた精巧で複雑な器形の作品で 近代数寄者を魅了
漆芸の特色は精巧で複雑な形の器にある 定規と引き箆を用いた仕事による角の仕上げ 鋭角的な引き締まった稜線が特徴
寸法 径:11.3cm 高さ:5.8cm
付属品 田所芳哉箱書
箱書 田所芳哉【1912年(大正元年) ~1993年(平成5)】
名塗師・渡辺喜三郎に師事
日本工芸会会長賞受賞などの略歴を誇る
昭和に活躍した漆匠

昭和 2年 五代 渡辺喜三郎に師事

昭和18年 五代 渡辺喜三郎永眠
十六年間 江戸塗りを学ぶ

昭和32年 第四回 日本伝統工芸展
三彩茶入 奨励賞

昭和39年 第四回 伝統工芸新作展
彩漆夫婦椀 奨励賞

昭和41年 第十三回 日本伝統工芸展
乾漆六稜鉢 会長賞

昭和46年 第十一回 伝統工芸新作展
乾漆彩漆盆 奨励賞

昭和51年 紫綬褒章受賞

昭和57年 勲四等受賞

商品説明 名工、松波保真作の乾漆黒十六陵花文香箱です。
型に和紙や布を1枚張り漆を塗り乾かし、研ぎを繰り返し厚くした生地です。
曲線と直線が見事です。
香箱にも菓子器にもボンボニエールとしてもご使用できます。
殆ど使用して無いため良い状態です。
以下は東博の記事より引用
松波は下職しての塗師ではなく、加飾者の手が出せない器つくりをめざし、松波式引箆(へら)定規を考案し、複雑な曲面を持つ器形を寸分の狂いなく仕上げる乾漆成型法をうみだしました。URUSHI 伝統と革新展でも『乾漆千段巻中次』と『乾漆菊形中次』が展示されています。戦後の塗りの作家たちの躍進につながりました。松波保真から赤地友哉、現在の重要無形文化財保持者(人間国宝)の大西勲へと伝統が受け継がれています。

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