小堀宗通(筆) 小色紙貼り混ぜ風炉先屏風

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¥118,000 税込

商品コード: c-2005
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作者 小堀宗通 十五代 小堀遠州流家元
(平成11年 87才没)
寸法 本紙:横:約9cm 縦約10.5
風炉先:高:45.5 幅:86
付属品 黄袋 紙箱
店主より一言 桑縁で本仕立て(骨を組み和紙を張り重ねて製作)の江戸間用の風炉先屏風です。
小色紙を片面に7枚づつ計14枚貼ってあります。
色紙は洗って(2枚の縁に劣化が見られます。)新しい風炉先に貼り替えてありますので良い状態です。
和歌は遠州旅日記より書かれております。

「こゆるぎの急がぬ旅も過ぎてゆく わかれ路止めよあしがらの関」
「よる浪の声にめざますかり枕 しのぶわかれのゆめぞみじかき」
「思ふかひ無き世なりけり足柄の 山の紅葉も君しなければ」
「住みはてむ宿はいづくと白浪の 身をうきしまのよるべ知られず」
「今更になほうらめしき旅衣 来てはうき身をこがらしの森」
「なにしおはばいざこと問はむ大井川 やまのもみじ葉有りやなしやと」
「思ひきや過ぎし年々いくたびか 小夜の中山また越えむとは」
「山風に秋の時雨を吹き来ては 浪も荒井のわたし舟かな」
「夜をこむる道の便りの竹の杖 行方を問ふに白須賀のさと」
「今朝はなほ急ぎ出でむる草枕 われをかざきに人のまつやと」
「唐崎の松と聞くより帰り来て むかしながらの山を見るかな」
「さらでなに夢の浮世の旅の道を うつつともなきうつのやまこえ」
「見ても又またとも思ひ駿河なる 富士の高根をみやこなりせば」
「むさしあぶみこにたにかけて大風に のらぬもつらしのるもうきしま」

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