野口謙蔵

野口謙蔵 (のぐちけんぞう、明治34年(1901)6月17日~昭和19年(1944)7月5日 43才没)
滋賀県蒲生郡桜川村綺田の酒造業を営む家に次男として生まれる。

東京美術学校洋画部に入学。黒田清輝や和田英作に師事しました。
1924年、東京美術学校洋画部卒業後は、郷里の桜川村に戻り蒲生野の風物を
ダイナミックに描き続けました。

途中洋画をやめ、日本画家の平福百穂(ひらふくひゃくすい)に師事したこともあった。
帝展で3度特賞に選ばれています。

1943年、第6回新文展の審査員に任命される。
1991年、野口謙蔵記念館開館。

野口画伯は優れた歌人でもあったといわれ、
村内極楽寺の住職米田雄郎が編んだ『凍雪』に数首のせられています。