畠中光享

畠中光享(はたなか こうきょう、1947年(昭和22)~(現在))
奈良県出身。大谷大学、京都市立芸術大学卒

実家は、浄土真宗の寺で、当所は大谷大学(真宗系の大学)に学んだ。
同校を卒業後、一年間のインド仏教留学をはさみ、京都市立芸術大学に入学。
絵画の研究を始める。
卒業後は、パンリアル美術教会会員となって1984年まで出品を続ける。
それ以降は、公募展や個展を中心に作品を発表する。
この間に、77年第21回シェル美術館展賞、78年第1回東京セントラル美術館大賞展では
大賞を受賞。

公募展、個展共に、国内はもとより海外にての発表も多く、無所属画家ではあるが
高い評価を集めている。
更に、京都を中心とした活動にも積極的に参加して、京都日本画精鋭展、NEXT展、
横の会展などグループ展にも出品を重ねた。

製作当初より、インドを度々外遊して風景や風俗を取材、そのほかにも仏画製作にも意欲を示し、
写生を基礎とした、象徴的な作風が特徴で、日本画表現の可能性を広めている。

印名は「光」など