狩野山雪

狩野山雪(かの さんせつ、1589年(天正17)~1651年(慶安4))
京狩野派二代

京狩野派創始の狩野山楽に師事。
その後山楽の娘婿として狩野姓を名乗りに、京狩野派二代を継承。
南北朝期の仏画家明兆筆「三十三観音像」の補作に従事し、その功により法橋に叙せられている。
門下には松花堂招乗など。

代表作「雪汀水禽図」が重文指定。

印名は「山雪」「狩野」「桃源子」「蛇足軒」「金門画史」など