岩橋英遠

岩橋 英遠(いわはし えいえん、明治37年(1903)1月12日~平成11年(1999)7月12日 96才没)
北海道空知郡江部乙村に生まれる。20歳頃まで農業に携わりながら独学で油絵を描く。
日本画家を志して21歳で上京。山内多門に師事。

院展同人として活躍し、日本画新時代の一翼を担う。
大自然を主題に雄大な作風で、洋画の手法も取り入れつつ、独自の自然観照による写実的でありながら幻想的でもある印象のある絵画世界を創造し続けた日本画壇の重鎮である。

東京芸術大学教授
日本美術院理事
日本芸術院賞
日本芸術院会員
平成元年文化功労者
平成6年文化勲章を受章。

三男である岩橋崇至は、国際的な山岳写真家。