大塩正義

大塩正義(おおしお まさよし、8代1933年( 昭和8 )~( 現在 ))
奈良県出身。赤膚焼7代大塩正人を父として生まる。本名は正義。

幼少期より陶芸に親しみ、父の薫陶を受けながら伝統技術の研鑽に励む日々を過ごす。
京都の6代清水六兵衛が主宰する京都陶芸家クラブに入り現代陶芸にも興味を持つようになる。
伝統技法を尊敬しながらも日展や現代工芸展、現代陶芸展、朝日陶芸展などに
現代感覚に溢れる新しい赤膚焼の創作を追及した作品を出品。日展では二度の特選。
1992年、改組第24回展において文部大臣賞を受賞。
1996年、前年の日展出品作「樹相」により日本芸術院賞を受賞。 現在、8代 大塩正人を襲名。

印名は、「正義」 押印「ま」など。