国府克

国府克(こくふ かつ、1937年(昭和12)~(現在))
京都府出身、京都市立日吉ヶ丘高校日本画科卒

高校卒業後、1957年より堂本印象の東丘社に入塾。
同社展と日展、京展を中心に出品を重ねる。
69年、改組第1回日展にて特選・白寿賞を受賞。
京展では77年の京展賞を含み4度の受賞を数え、また、日春展においても75年に奨励賞、
87年には日春賞を受賞。そのほか関西展などでも活躍を示している。

長年、「自然」特に「山岳」に主題を絞り作品を制作しており、
日本のみならず、ヒマラヤ、エベレスト、中国など海外の山を描き続ける。
近年は、日本回帰して冨士をテーマに作品を制作。
山々から感じられる圧倒的な生命力を写実描写により表現している。

印名は「克」など