原精一

(はら せいいち、1906-1986)
神奈川県生まれ。

1924年、川端画学校に学ぶ。萬鐵五郎に師事。鳥海青児に兄事。
1936年、春陽会賞受賞。
1938年、戦地スケッチの作品で佐分賞受賞。
1940年、岡田賞受賞。春陽会会員。
1947年、読売美術賞受賞。
1948年、国画会会員。

度々応召し戦時下で寸暇を惜しんで描いた数多くのデッサンは、
画家としての執念を感じさせるものでした。
度重なる召集でビルマ・インパール作戦にも従軍、奇跡的に助かり抑留生活後復員しました。
戦後は国画会に出品し、優れた作品を数多く残し、生き生きとした人間表現を追及しました。

鑑定人・鑑定機関

日本洋画商協同組合鑑定登録委員会
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