児玉果亭

児玉果亭(こだま かてい、1841年(天保12)~1913(大正2))
長野県生まれ。本名は道弘。号は玄山、果亭、竹僊、黙契神会草堂、果翁、他

初め雪窓に、南蘋派の画を学ぶ。
その後京に出て、田能村直入に南画の指導を受ける。

主に南画の山水図などを得意とし、内国絵画共進会・東洋絵画共進会で活躍する。
また後進の指導にも尽力し、門下から菊池契月、丸山挽霞、小阪芝田などといった
後の日本画壇の代表者らを輩出した。
大正2年、71才没。

落款印は「竹仙」「士毅氏」「果亭」「道弘私印」など