仙崖義梵

仙崖義梵(せんがい ぎぼん、1750年(寛延3)~1837年(天保8))
美濃国(岐阜県)出身。

江戸後期の臨済宗僧で、本姓は藤井。
幼少の頃に、美濃清泰寺空印和尚の下に出家得度し、仏籍となる。
以降、各地の諸寺にて参禅し、1790年ごろに博多聖福寺第23世住持に出世。

書画に秀で、とくに俳画的な墨画を得意として、洒落っ気のある画風で人気となった。
※仙崖の「崖」は本来は山冠のないものが正式。

印名は「仙崖」など