久世久宝

久世久宝 初代(くぜ きゅうほう、1874年(明治7)~1947年(昭和22))
本名は彦五郎。

幕末の僧・仁渓の子として生まれる。
仁浴と号して、作陶を始め太田垣連月らとも親交をふかめていたが、
その後、裏千家圓能斎よりその技量を認められ久宝の号を拝受。
歴代久宝を継承して、現在は4代目。

作品は伝統の京焼、粟田焼の優雅さをだした色絵や仁清写を得意とした。

陶印は丸印「久宝」 枠無押印「仁彦」など