中尾相阿彌

中尾相阿彌(相阿弥) (なかお そうあみ、1459年(長禄3)~1525年(大永5))
芸阿弥の子。

室町幕府足利義政将軍の唐物奉行として仕えた。
連歌、生け花、水墨画、茶、など多彩な才を発揮し、また書画、茶道具の鑑定なども手がける。
中でも書画を得意とし、中国の書風を独自に研究、狩野派へとつなげた。

祖父能阿弥、父芸阿弥と三代を総称して「三阿弥」という。

印名は「鑒岳」「道友」「李碩」「眞相」(「真相」)「海翁」など