ロイヤル・ウースター

ロイヤル・ウースター【Royal Worcester】
1751年、ウィリアム・ディヴィスが経営者となり、ジョン・ウォール博士の指導のもと、
イングランドのウスター市にウースター磁器会社として創業された。

1752年、ソープストーン(ステアタイル)を素地に混ぜて軟質磁器を作ったブリストル工房を合併する。
1789年、ジョージ3世より、英国の陶磁器界で初のロイヤル(王室御用達)の称号を得る。
以後、現在までロイヤルの称号を途切れることなく受け続けている唯一の窯で、
現存する英国最古の名窯である。

代表作「ペインテッド・フルーツ」はウースター最高の工芸品である。
フリーハンドによる絵付けけと焼成を6回繰り返す。さらに特殊技法で施す22金を11時間もかけ、
研磨し輝きを引き出す工程は、歴史と伝統の技である。
2001年には設立250周年を迎え、王室御用達の名誉と培ってきた伝統を守りながら、
現代のトレンドに合わせて洗練された作品を世界へ届けています。