十二代 弘入

(1857年~1932年)

慶入の長男
1871年、十二代吉左衞門を襲名
1919年、剃髪隠居して弘入と号す

15歳で家督を継ぎ、幕末明治の激動の時代において父、慶入と共に奮闘の日々を重ねる
丸みをもった温和な造形、独特の装飾的な篦使いが特長
また赤樂茶碗の色調は変化に富み、軽やかな赤色