雨宮静軒

雨宮静軒(あめみや せいかん、11代、1892年(明治25)~1973年(昭和48))
山梨県出身。本名は雨宮弥兵衛。東京美術学校卒

10代静軒、竹内栖鳳に師事。
江戸中期より続く硯職人の家系で伝統の雨畑硯を継承し、
江戸期では藩主献上用の硯を代々に渡り製作。
昭和期に入り、11代が硯の芸術性を高め戦後は各種展覧会で受賞するなど
現代硯匠の中で高い評価を得た。
主な受賞は、日本美術展覧会特選など。

日本伝統工芸会鑑査員