福井江亭

福井江亭(ふくい こうてい、1865年(慶応元年)~1937年(昭和12))
東京出身。本名は信之助。通称は信之進。号は江亭、天真堂。

はじめ洋画を学ぶが、後に川端玉章に師事して日本画に転向する。
1991年、日本青年絵画協会、98年に日本画会の結成にそれぞれ参加する。
また、同門であった島崎柳塢・結城素明・平福百穂らと共に无声会を結成。
1903年、内国勧業博覧会で「猛虎」が褒状、07年東京勧業博覧会で「群鶴」が三等賞を受賞。
官展へは、09年文展に一度のみ出品して、竜虎の争」が入選となる。
後年は、中国を5年間に渡り遊学し、1931年に滞中作を個展で発表。

印名は「福井」 「福」 「江亭」 「天真堂主人」 など