田村一男

田村 一男(たむら かずお、明治37年(1904)12月4日~平成9年(1997)7月10日 93才没)
東京生まれ。

高等小学校卒。東京市電気局や新聞社に勤務。
1924年、洋風額縁の先駆者である長尾建吉(静岡出身)の磯谷商店に勤め、岡田三郎助に師事。
1928年、「赤山の午後」が帝展初入選。
1940年、光風会会員。
1942年、昭和洋画奨励賞受賞。1946年、日展特選。1954-55年渡欧。1963年日本芸術院賞受賞。

油絵に山水画の東洋的感覚を持ち込み、独自の画風を創作した。代表作は「梅雨高原」。

日展理事、日本芸術院会員、文化功労者。