沢田宗沢

沢田宗沢(さわだ そうたく、1830年(天保元年)~1915年(大正4))
本名は次作のち宗次。号は宗沢斎。

幕末期から大正初期まで活躍した金沢の蒔絵名工。
加賀印籠蒔絵師梅田三五郎に技法を学び、明治期には国内外の博覧会などで活躍。

写実的な鳥類や魚類、虫類などを重厚感と相反する清楚さを併せ持つ表現で
当時の蒔絵師のなかでも高い評価を得た。
また、光琳風の水の流れを作品に取り入れた作品を多く制作。

印名は「宗澤」