樂吉左衛門

樂吉左衛門(らく きちざえもん、初代、(不明)~1589(天正17))

茶の湯の大成者千利休に見出され楽茶碗の制作を始める。
作風はその造詣に千利休のワビ・サビの思想を表現、重厚な黒釉を用いた存在感のある作品であった。
「宗入文書」によれば初代長次郎~2代常慶の間、宗味、宗慶など複数の人物が存在したようで。
その詳細は未だはっきりとしない。その頃の作を「長次郎焼」と総称する。

現在は15代。印名は草書「楽」など