東郷青児

(とうごう せいじ、明治30年(1897)4月28日~昭和53年(1978) 80才没)

鹿児島市に生まれる。

1915年、山田耕筰の東京フィルハーモニー赤坂研究所の一室で制作。
このころ有島生馬を知り、以後師事する。
1921年、フランスに留学、リヨン美術学校に学ぶ。この頃の作品には、ピカソらの影響が見られる。
1928年、二科展に23点を特別陳列する。
1930年、ジャン・コクトーの「怖るべき子供たち」を翻訳、白水社より刊行。
1931年、二科会の会員となる。
1938年、二科会に「九室会」が結成され、藤田嗣治と共に顧問になる。
1957年、岡本太郎と共に日活映画『誘惑』に特別出演(西郷赤児役)。
1976年、損保ジャパン東郷青児美術館開設。

日本芸術院会員。勲二等旭日重光章受章。
フランス政府よりオフィシェ・ドルドル・デ・ザール・エ・レットル(文化勲章)受章。
文化功労者、正四位追贈。

鑑定人・鑑定機関

東郷青児鑑定委員会
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