小谷津雅美

小谷津雅美(こやつ まさみ、1933年(昭和8)~2011年(平成23年))

1955年より安田靫彦に指導を受けて院展に出品する。
60年に奨励賞を受賞。以来、63、64、68~72、83、85~87、89、91年と奨励賞を受賞。
この間、62年には日本美術院賞次賞、また、春の院展においても
奨励賞を20数回受賞しており、64年に院展特待、98年に院展同人に推挙されている。

近年の活躍では、2003年に第88回展にて文部大臣賞、2006年に第91回展にて
内閣総理大臣賞を受賞し、院展の看板画家として活躍を続けている。

金銀彩など多彩な色使いと細やかな筆致により花鳥や蝶々、草花などを展開し
琳派を彷彿させるかのような雅趣味溢れる世界観を表現している。

印名は「雅美」など