中村翠嵐

中村翠嵐(なかむら すいらん、1942年(昭和17)~(現在))
京都市出身。京都市立日吉ヶ丘高校美術科卒

高校卒業より父である初代中村翠嵐の下で修行を重ね、1972年に2代翠嵐を襲名。
74年若手陶芸家を中心とした青樹会の結成に参加、以降、同会終了まで8年間毎年、
東京日本橋三越にてグループ展を開催。
82年上絵陶芸展京都府知事賞、84年京焼清水焼展グランプリ、同年全国伝統的工芸品展NHK会長賞
などを受賞。
個展においても82年の日本橋三越単独個展以来、東京、京都、広島などで度々開催。

作品では黄、青、紫、緑などの鮮やかな釉薬発色の交趾作品を展開し、
さらに極細陶彫による華紋や波紋などを装飾し雅趣のある作域をしめす。

印名は角印丸印「翠嵐」 など