小堀遠州 書捨の文 小堀遠州流十五代家元 小堀宗通書幅 共箱

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¥168,000 税込

商品コード: s-1803
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作者 小堀遠州流十五代家元
小堀宗通(平成11年 87才没)
寸法 本紙:横63cm 縦33.3cm
総丈:横66.7cm 縦116cm
付属品 共箱 紙タトウ
商品説明 読みは
大有宗甫の文
夫れ茶の湯の道とても外にはなく 君父に忠孝を尽し 家々の業を懈怠せず 殊には朋友の交を失う事なかれ
春は霞、夏は青葉がくれの敦公 秋はいとゞ淋しさまさる夕の空、冬は雪の曉 いづれも茶の湯の風情ぞかし
道具とても、さして珍器によるべからず、名物とても異りたる事もなく
古き道具とてもその昔は新し 唯先達より伝りたる道具こそ名物ぞかし
旧きとても形いやしきは用いず
新しきとても形よろしきは捨つべからず
数多きをうらやまず、少きをいとはず
一品の道具なりとも幾度も もてはやしてこそ、子孫に伝ふる道もあるべし
一飯をすゝむるにも志を厚く 多味なりとも志うすき時は早瀬の鮎、水底の鯉とても味もあるべからず
籬の露、山路の蔦かずら、明暮れてこぬ人を 松の葉風の釜のにえる音たゆる事なかれ

散し書になっております。真中の段、上段、下段と読みます。良い状態です
表具は一文字、竹屋町裂 中回し、緞子の上等な表具です。

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