夏目 漱石(なつめ そうせき、慶応3年(1867年2月9日)~大正5年(1916)12月9日 50才没)
江戸の牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。本名、金之助。
森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪である。俳号は愚陀仏。
漢学私塾二松学舎に入学する。
21歳の時、第一高等中学校英文科入学。
学業に励み、ほとんどの教科において首席であった。特に英語が頭抜けて優れていた。
1889年、正岡子規と出会う。この頃に初めて漱石という号を使う。
「漱石」は子規の数多いペンネームのうちの一つであったが、漱石はこれを譲り受けている。
1890年、創設間もなかった帝国大学(後に東京帝国大学)英文科に入学。
翌年、特待生に選ばれ、J・M・ディクソン教授の依頼で『方丈記』の英訳などする。
大学卒業後、高等師範学校に勤める。 その後、初期の肺結核と診断される。
1900年、文部省より英文学研究のため英国留学を命ぜられる。
メレディスやディケンズをよく読み、『永日小品』にも出てくるシェイクスピア研究家の
ウィリアム・クレイグの個人教授を受けたり、『文学論』の研究にいそしんだりする。
1903年、帰国後は一高、東京帝国大学講師。
1905年、「ホトトギス」に『吾輩は猫である』を発表、連載を始める。
これが評判になり『坊っちゃん』『倫敦塔』を書く。
1907年、朝日新聞社入社。職業作家としての道を歩みはじめる。
『虞美人草』『三四郎』を掲載。
「修善寺の大患」後は、『行人』『こゝろ』『硝子戸の中』などを執筆。
夏目漱石の作品には、順序の入れ替え、当て字、造語等言葉遊びの多用が見られる。
「新陳代謝」、「反射」、「無意識」、「価値」、「電力」、「肩が凝る」等は夏目漱石の造語である。

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