板谷 波山(いたや はざん、1872年4月10日(明治5年3月3日) - 1963年(昭和38年)10月10日)は、明治~昭和期の日本の陶芸家。
板谷波山は、正規の美術教育を受けた「アーティスト」としての陶芸家としては、
日本における最も初期の存在である。陶芸家の社会的地位を高め、
日本近代陶芸の発達を促した先覚者として高く評価されている。
明治22年 東京美術学校彫刻科に入学し、岡倉天心、高村光雲らに学んだ。 明治40年に東京勧業博覧会に出品した「磁製金紫文結晶釉花瓶」が三等賞を受賞、陶芸家としての名が広まりました。
昭和35年には重要無形文化財保持者(人間国宝)の候補となるが、これは辞退している。
波山の、自分は単なる伝統文化の継承者ではなく、芸術家であるという自負が辞退の理由であった
と言われている。
彼は昭和38年、工房のある田端にて没した。 絶作(最後の作品)『椿文茶碗』は没年である1963年、波山91歳の時の作品であり、彼の技巧が死の直前まで衰えていなかったことを示している。
理想の陶磁器づくりのためには一切の妥協を許さなかった波山の生涯は
平成16年、映画『HAZAN』(監督:五十嵐匠、主演(波山役)榎木孝明)でも公開された。
( ブルガリア・ヴァルナの国際映画祭でグランプリを受賞)

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